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 【暮らしとお金のアドバイザー】
  ライブリフッド プランニング メルマガニュース
                 (2008年6月号)
       (本メールはメルマガ登録の方に配信しております。)
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 最近、内閣府の仕事をしています、と書けば格好良いのですが、国政モニターと
 いうやつです。インターネットで応募したら選ばれましたので、とりあえず、
 レポートを書いて郵送しています。
 

   ●貿易立国から投資立国の日本 
   ●株式投資で得られるメリット4つ 
   ●金がないから何もできない(小林一三)
 
 
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●貿易立国から投資立国の日本 
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 「日本は資源がないから、原料を輸入して
   付加価値をつけて製品にして外貨を手に入れる」

 貿易立国日本、こう習いましたでしょうか?
 今や日本は貿易より投資による収益の方が大きくなっていて、2004年以降、貿易収支と投資収支が
逆転しています。財務省の国際収支という統計によると

 2007年の国際収支では、経常収支25兆円。
    うちわけは、    貿易収支 12兆…輸出79兆−輸入67兆  ★★
              所得収支 16兆…配当金、債券利子   ★★★
              サービス −2兆…旅行、輸送
              その他  −1兆

なんてことになっています。
ま、金利の低い円でドルを買って、それで外国国債を大量に買っているから、その利子が多いんだ、
なんて言う人もいますけど、GDP1位のアメリカに、2位の日本が追いついたなんていう見方も
歴史的には経験則、なんていう理解も出来るわけです。
丁度、中国を見て、昔の日本と似ているなと思うのと一緒。

日本は幸い、外貨が手に入る状況なのですが、世界には、資源も技術もなくて、なんとしてでも外貨を
手に入れたい、なんて思う国もあったりします。
 私は大昔、東ドイツ・中国・ハンガリー・チェコと、共産圏を狙ってちょっとした観光をした
ことがあります。こういう国では、入国時に強制両替なんていう制度があったりして、彼らの苦労を
ちょっとだけ感じたりしたことがあります。(※10年も20年も昔の話です)
 
  
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●株式投資で得られるメリット4つ 
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 株式投資を始める方が増えています。長期の配当金狙い、短期の譲渡益狙い、優待券狙い、
株式投資にはいくつかのメリットがありますが、まとめてみました。
 得られるメリット、4つあります。安く買って高く売るだけではありません。

  (1)配当金
  (2)優待券
  (3)譲渡益(安く買って、高く売れた時)
  (4)株主総会での議決権
 
 もちろん、業績が悪くて配当のない会社、優待制度の無い会社もあります。
 私も優待券狙いで、COCO壱番屋の食事券(今の株価だと22万円で1500円の食事券)とか、ソフ
マップの商品券(3万円で3000円の商品券)、なんてのを持っていたりします。
きっと探せば率の良い会社はあると思います。
 
 
 10年前に株を買おうとすると、まず証券会社に電話して、
 
   「○○会社の株、1000株 ○円で買い注文、今週いっぱいまで」
 
 なんてことを伝えていたのですが、今やネットの時代。しかも単位株制度がほとんど意味をなさ
なくなって、今では一株1万円くらいで買える会社もありますし、20万〜100万で一単位の売買が
出来る会社が結構増えています。
 
 しかし、ネット取引、、、目の前で相場の動きが分かるというのは、良くないですね。冷静さを
失うことがありますし、一日パソコンにかじりついて、朝方上がった相場がずるずる下がってきて
何にもせずに3時の取引終了を迎えた時、「俺、今日何やってたんだろ」なんて思うこともよく
あります。ミニ株とか、投信だと、日中の相場がありませんので(基準価格は一日に一回)、こち
らの方が良いかもしれません。
 
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●金がないから何もできない
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小林一三ってご存じですか? この方の有名な言葉です。
 
  『金がないから何もできないという人間は、
   金があっても何もできない人間である。』

一応、小林さんについて書いておきますと、、、、、、

   『阪急電鉄』の創始者。
   『宝塚歌劇』とか『東宝』グループとかの大衆娯楽事業をやった人。
   日本で初めて、『ターミナルに百貨店』を作った人。
   住宅分譲のために、『住宅ローン』を考えた人。

こういう方です。


お金とライフプラン、私の本業なのですが、

 「老後はどれくらいの貯蓄があれば良いのでしょうか」
 
この質問困るんです。
近頃何でも情報が手に入るせいか、すぐに答えを求める方が多いので、私も

  「サラリーマン家庭の老後の生活費は、夫婦二人で最低でも毎月23万円、
    ゆとりある生活なら毎月38万円(生命保険文化センター調査)
    このうち、年金でどれだけ賄え、貯蓄の取り崩しをどれくらい考える
    かですね。」

と、すぐに教科書的回答をしてしまうのですが、実は本当に自分の人生の充実を考えるなら、
先に「どんな生活をしたいのか」というビジョンを持つことに他なりません。

   生活のビジョン???

それで、こんな質問を続けると、、、、
 
  「どんな生活をしたいと思っておいでですか?」
  「いや、フツーの生活をしたいだけ」
 
まぁね、大体はこうなってしまうわけです。

自分の人生の充実を考えようと思うと、(別に老後だけでなく)、まず、自分は何をしたいのか、
から考えないといけません。でも簡単には答えが出てきません。それを考えるには、その人の、
「人となり」とか「智性」「知性」「教養」「見識」こんなものが関係してきます。
また、別の見方をすると、その方の
 
     「それまでの歩みとか、人生経験とか」
  
こんなものが将来のライフプランに関係してくるわけです。
よく似た質問に、こんなのがあります。

  「平均貯蓄額は?」

どんな生活をするのかすでに予定がある人はすでに資金準備段階に入っているのでこんな質問は
しないものです。平均貯蓄に意味がありませんから。
(ちなみに、60歳以上の世帯だと貯蓄額2187万円です。総務省家計調査H18年年報)

もう一回書いておきます。

  『金がないから何もできないという人間は、
   金があっても何もできない人間である。』
            (小林一三)

(偉そうなこと書きましたが、自分自身、いつも思いあぐねていたりします。)

前回、お金の三分類
    ●使うお金
    ●守るお金
    ●殖やすお金
    
について書きました。
「何に使って、何を守って、何で殖やす」のか。
ライフプランの資金計画作りでは、重要なベースポイントになります。

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ここまでお読みくださりありがとうございます。
今年の梅雨は少し長くなりそうだと天気予報が言っていました。
皆様、体調をくずされませんよう、そして、人生が少しでも充実されますよう
お祈りいたしております。