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 【暮らしとお金のアドバイザー】
  ライブリフッド プランニング メルマガニュース
                 (2010年1月号)
       (本メールはメルマガ登録の方に配信しております。)
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 お正月もあっという間に過ぎて、今年ももう七草粥を食べる時期になってしま
 いました。新年明けましておめでとうございます。皆様のお正月はいかがでし
 たでしょうか?

 年末年始の大寒波に参ってしまいました。完全防備で行く犬の散歩の寒いこと。
 世界金融危機から1年、フトコロも相変わらず寒い寒いと完全防備の家計に
 なっている方も多いのかも知れませんが、少しでも暖かくなるように、気持ち
 だけでも暖かくなりますように。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m
 
 【今月の目次】
 
   ●コンクリートから人へ
   ●粉飾決算での社長の責任
   ●わかりやすさを目指して

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●コンクリートから人へ
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子ども手当創設、生活保護の母子加算復活・・・・
コンクリートから人への政策だそうです。

 8月末の衆議院総選挙で民主党が劇的な勝利を納めて3ヶ月あまり、お金をばらまいて
それでGDPが上がったなんて言っても困る、と言っていた民主党が同じようにお金をばら
まいて、成長戦略を語ったところで、なんの新鮮味もありません。国の借金は過去最高に
なる予定です。
 でも個人的にはこんな短期間でよく頑張ってるんじゃないかと思っています。新しい
仕事を半年くらいで成果を出せと言うのが無理というもの。
 
 去年は定額給付金、今年は子ども手当、と名前を変えただけというお子さんの多い世帯
もあるだろうし、私みたいにほとんど関係ないやっ、てな世帯も多い。
 
 母子加算復活も、私は賛成なのですが中には、「後先考えずに勝手に離婚して、生活保
護受けて、わがままだ」なんて言う人もいます。それに第一、生活保護を受けずに一生懸
命に生きている世帯には関係ない。
 
 今年も派遣村のニュースが流れていましたが、60歳とか超えて再就職先を探せというの
が無理というものです。ホームレスが1万人いるとして、一人100万円の給付をしても
100億円で、子ども手当の2兆3兆というお金とは桁が2桁違うことが何故出来ないのか
なんて思ってしまいます。漫画の殿堂、メディア芸術総合センターの事業費100億は削ら
れましたけど、これをこういう予算に回せば良かったのになぁなんて思っています。

 人が人らしく生きることのできる生活。昔は結構近所とか親戚を見回すと、ぷーたろー
さんがあちこちいたりしたんですけどね、それでも何とかなっていた
     ・・・・現代生活は何にしてもお金がかかる時代になってしまいました。
 
 昔は子育てでも介護でも、近所の人などというサポートがほとんど無くなってしまって
その分お金がかかる時代です。近所付き合いが無くなったからお金がかかるようになった
のか、それともお金を掛ければ出来るようになったから近所付き合いが無くなったのか。
ニワトリと卵みたいな関係ですね。
 

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●粉飾決算での社長の責任
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 ここ数年、企業のトップがゴメンナサイする場面をよく見るようになりました。
 例えば、ある企業が粉飾決算とか脱税とかしたとして、
 
  「ゴメンナサイ、でも経理に任せていたし私は知りませんでした。
   きちんと修正しました。」
 
 これで済むのでしょうか? 社長を辞めないとしても、これでは信頼は回復できま
せん。辞めるのも責任の取り方だし、続投するのならそれなりにどう責任を果たすのか、
悪意がなかったとしてもトップが責任をどう取るのかを考えるのが社長ってものです。

  「知りませんでした。すべてお話ししました。納税も修正しました。
   国民の皆様には納得いかない方もいらっしゃるかも知れませんが・・・」
 
 とある国の総理大臣の発言です。
 はい、私は納得していないし、この発言を擁護して幕引きしましょうと応援している
他の連立内外の方々の見識も疑います。
 
 民主党には期待しているんですけどねぇ(←夏の選挙では入れませんでしたけど)
 下位の議員さんが大勢頑張って、党首が足を引っぱっているそんな風に見えてきました。
 さて、今年は参議院選挙があります。
 今のところ、古株重鎮が幅をきかせていた旧与党自民党から、トップは足を引っぱって
いるけど下位の議員が頑張っている民主党の方が分がありそうです。


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●わかりやすさを目指して
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 10年くらい前でしょうか、「捨てる技術」という本がベストセラーになりました。
整理整頓の本です。それ以後「もう一度、捨てる技術」とか「今度こそ捨てる」とか
いろんな本が出ています。
 
 分かりやすいこと、セミナーでも原稿書きでもこれを目指しています。
お客さんからもブログの読者からも、分かりやすいですと良く言われます。
   ・・・・結構、実は苦労しているのです。
       省くものだから時として誤解を招くこともあったりるすのです。
 
 サラリーマンと税金について説明しようとすると、まず税金の計算の仕方から説明しな
いと出来ません。これを限られたセミナー時間や限られた紙面でどう書くか、
 「これを書いたらこれも説明しなきゃいけなくなるし、えぃっ、止めよう!」
 こんな決断をしなきゃいけません。
 
 子どもの教育費シミュレーション、私立の場合はこうで、公立の場合はこうで、なんて
いろんなパターンを作ってしまうと、何がなんだかわかりません。それよりも、高校までに
500万円作りましょう! こんな風に言い切っちゃう方が良い時もあります。
 
 住宅ローン「これ払っていけるでしょうか?」。これもいろんなシミュレーションを
作るより、そこそこ現実的なところでえいやっ!ってシミュレーションして、
「15年後破綻する]かも」
って脅しちゃう方が有効だったりします。

 仕事を始めた最初の頃は、もちうるデータを駆使していろんな事を書いていろんな資料
を作っていたのですけど、だんだんと「捨てなきゃいけない」「すべてを見せても混乱
させるだけ」ということが分かってきました。
 こうなるとこちらも手抜きできます(笑)。

何をお見せして何を捨てるか、これ難しいのです。
 クライアントへの答えならその人の考え方とか生活状況を推察しないといけませんし、
 セミナーや記事なら、参加者・読者層をどう設定するかを考えないといけません。

基本に考えるのは「人生の質」です。「損得」じゃありません。
株や金を買ってその価値が上がっても、それだけじゃ人生の質は変わらない。
これを理解して貰うのが難しい。

 「この古時計、壊れて納屋にしまってあるんですけど、価値あるものだそうで
  修理した方がいいんでしょうか」

直しても飾るところが無ければ意味がありません。その時計が意味あるモノかどうかを考え
ずに取りあえずしまってある。こんな人が多いのです。

こんな事を言っている私もいらない物が一杯あります。昔の趣味の道具、捨てられない本、
それに、価値が半減して塩漬けの株・・・・

人生の質の向上はまだまだ試行錯誤の状況です。

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ここまでお読みくださりありがとうございます。
最近、相続絡みの話が増えてきています。
相続というのは、ある日突然、数百万とかのお金(財産であったり借金であったり)が
動くもので、かなり泥臭い話になりがちです。こういう方々には人生の質のお話しはあまり
相性が良くないようで何とかならないものかなぁなんて自問自答しております。
そんなことはさておき、新年を迎えて新しい気持ちで頑張っていきましょう。
今年も皆様の一年がよりよいものになりますようお祈り致しております。