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 【暮らしとお金のアドバイザー】
  ライブリフッド プランニング メルマガニュース
                 (2011年11月号)
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比較的気持ちの良い季節が続いています。
先日ブドウを頂きました。親の知り合いで、毎年ブドウを下さる方がいらっしゃ
るのです。毎年頂くのは「ピオーネ」、別名黒い真珠とも呼ばれるピオーネです。
スーパーでもピオーネは勿論普通に販売されていますが、頂くものはやはり
贈答用のためか、とても美味しくて毎年「今年もいただけるかな〜」と秘かに
期待していたりするのですが、今年はちょっと違いました。
生産者の方(岡山県)のお手紙が入っていたのです。

   「本当はずっと前にご注文頂いていたのですが、台風12号の影響で、
    収穫予定のピオーネが収穫できず、ようやく収穫できたのがフジミノリ
    というブドウです。大きさが不揃いになってごめんなさい。
    また頑張って作りますので・・・」

こんな手紙が入っていたのです。
なんか、じんわり泣けてきちゃいます(;_;) 
「もう11月だし、ブドウも今年は最後だね〜」と大事に大事に頂きました。

フジミノリ(藤稔)、ピオーネからの改良品で巨峰より大きい粒が特徴らしいです。
ピオーネに負けず劣らずおいしかったです。

前置きが長くなりました、今月のメルマガは、注目のニュースからです。

 【今月の目次】
  ●2兆円の資産を巡って争い、フランス・ロレアル創業者
  ●85歳の富豪が、3600億円を投げだして結婚
  ●主婦年金問題は結局、もらい得に! 過払い5万件の返却求めず
  ●年金支給年齢引き上げ
  ●厚生年金の2013年問題! 60歳定年で1年間年金が無い!という問題


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●2兆円の資産を巡って争い、フランス・ロレアル創業者
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 「母の資産は他人には渡さないと裁判」
 
化粧品大手のロレアル、その創業者の一人娘リリアーヌ・ベタンクールさん88歳、と
その娘58歳との争い。先月10月19日のニュースです。
推計約2兆円の資産があるそうですが、娘が「母は判断能力を欠く」と裁判所に訴え、
認められました。「認知症」の診断書が裁判官に提出されていたそうです。
元々はリリアーヌさんが25歳年下の男性カメラマンに対し、巨額の利権(約1000億円)
を譲って、それに対し娘が裁判所に訴えたという話。

額が巨大なので、分かりやすく桁を変えてみましょう。
  - - - - - - - - - - - -
  花子さんは親からの遺産などで、2000万円の貯金を持っていました。
  近所に住んでいた昔から知っていて孫のようにつきあっている子供
  その子供に何かのお祝いで、100万円プレゼントしました。
  それを知った、花子さんの実の娘が、怒り出した。
  - - - - - - - - - - - -

額さえ違えど、同様な話は、あちこちにありそうです。
ベタンクールさんは「私は健康で娘は私から自由を奪おうとしている」と反発して
いるとか。  (元記事の出典 2011年10月19日09時54分 読売新聞)

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●85歳の富豪が、3600億円を投げだして結婚
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スペイン屈指の大富豪カイエターナさん(85歳)推定約3600億円の資産をすべて
子供に譲り、公務員ディエスさん(61歳)と結婚式。
結婚に際し当初、夫人の子供6人は「結婚は金目当てだ。」と大反対。

 「彼を愛している。彼も私を好きだと知り、女性として誇りを感じた」
      ・・・・・・・(元記事の出典2011年10月7日01時09分 読売新聞)

こちらも額さえ違えど、同様な話は、あちこちにあります、良く聞きます。という
より高齢になってからの結婚は、ほとんどの場合この話がつきまといます。だって
亡くなった時の法定相続。配偶者に遺産の半分行くことになっていますから。

  「女性として誇りを感じた」
これ凄い言葉です、金より誇り、なかなか出来ません。

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でも裁判している人って、往々にして、誇りのために戦っていたりします。

  「息子が過労死したのは…」これでお金を貰っても息子は帰ってこない。
  「私が首をきられたのは…」裁判しているより、すぐ働く方が金銭的には○
  
みなさんお金じゃなく誇りとか名誉不名誉のために裁判しているのですね。

 「長男が遺産全部貰うの許せないんです、裁判しようと思っています」

 こういう話は時々あります。もし誇りのためならドンドンやってください。
 でも、最後、まあこんなものかと思うくらいなら、金銭的にも時間的にも
 無駄じゃないですか、と言いたいです。とくに「腹が立つし許せない」という
 単純な理由ならば。
 
 「お金と時間と誇り」を秤にかける。つまらない裁判なら、しない方が良い。
 それでも誇りを取る方はある意味偉いと思います。
 誇り・プライドは単純に金額に表すことができません。お金より大事な場合も
少なくありません。
 
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●主婦年金問題は結局、もらい得に! 過払い5万件の返却求めず
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 主婦年金の切替え忘れ(旦那が会社員をやめたのに届出していなくて3号被保険者
のまま)で本来より多くの年金を貰っている主婦の年金の話。元々は

   ◆本来の額に減額した上に
   ◆過去5年分は返却分としてさらに減額

するという方針でしたが、後者の返却分は求めないという方針に変わりました。
 これ真面目に払ってきた人にとってはおかしいと思える状況ですが、私自身は
良い対応ではないかと思っています。なぜかというと元々国民年金、最大でも
月額7万円ほど。おそらくこの対象の方は数万円の年金でしょう。

  「本来なら月5万円の年金、今までは間違いで6万円貰っていた。
   でも5年間は返却分としてさらに1万引いて4万円にしてください。」

 これだいぶ無理があると思うのですね。
 まだまだどうなるか分かりません、世論を見ながらってところでしょうか。
  (←共働き主婦からの反発がどれだけ出るかですね)
 
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●年金支給年齢引き上げ
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 厚労省が現在65歳支給の年金を例えば68歳からに引き上げる、などの3案を作り
公表しました。小宮山厚労大臣もしっかり議論しましょうと引き上げに意欲を燃や
しておられたのですが、現役層からの批判があまりにも大きかったようで、
 「しっかり議論するということで来年に法案するようなことはない、
   もっと長期的に議論する」
などと一気にトーンダウンです。しかし、次の2013年問題が控えています。
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●厚生年金の2013年問題! 60歳定年で1年間年金が無い!という問題
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 年金引き上げに絡んで随分報道されました。
 すでに昔々の法律で「年金は65歳から」ということになっています、それまでの
間は(60歳→65歳への移行期間で)特別に支給している分ですよ、と。
 国民年金は65歳支給ですが、会社員にとっては(額が部分年金であったとしても)
60歳が年金支給開始でした。はじめて支給開始が引き上げられるのが2013年。再来年
の2013年に60歳定年を迎える人は年金支給は61歳から。1年間収入がなくなります。
 
 私の世代(私昭和39年生まれです)は65歳まで一銭も年金が貰えない世代なので
同期の人と喋っても「そんなん昔から決まっていたやん」という返事なのですが、今
まさに定年を迎えようとしている人の中にはこの支給開始年齢を知らない人が大勢
いらっしゃいます。
 
 「えっ! 定年になった後すぐに年金貰えないの?」ってな感じ。
 
 問題は、単純に雇用延長をすると新人の採用が減って就職内定率が下がるという
問題を含んでいることと、すべての企業が定年退職者の再雇用を実施しているわけ
ではないと言うこと。(全員が再雇用される制度をもつ企業は約半数。というか
『ぶらさがり社員=不良社員』は再雇用させたくないという会社規定を持つところが
 多いのです。。。。何をもってぶらさがり社員と言うかは別問題として…)

 若年層の就職内定率が毎年話題になりますがひょっとすると定年退職者の内定率
なんてものが出てくるようになるのかも知れません。
 
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ここまでお読みくださりありがとうございます。
今回は話題が目白押し、「大王製紙・オリンパス問題、企業ガバナンスの喪失」とか、
「空前の円高と為替介入」とか、「復興増税と家計の影響」とか、そんな内容も書き
たかったのですがあまりにも長くなりすぎますのでやめました。
次回のお楽しみということでお願いしますm(_ _)m。

今年はちょっと秋が長めのようで、京都の紅葉は少々遅れそうです。
カレンダーの枚数も残り少なくなってきました、今年も来年も、今日も明日も
みなさまの人生がより良いものになりますように。
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  ライブリフッド・プランニング (竹本隆之)
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