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【暮らしとお金のアドバイザー】
ライブリフッド プランニング メルマガニュース
(2014年12月号)
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もう今年最後の月、12月です。(最近、早い早い)
日が暮れるのも早いですね〜、毎度のことですが・・・年末の予定、みなさんは
いかがでしょうか? 年賀状・大掃除・クリスマス・新年準備・・・
で、ワタクシ内心、正直なことを書くと、「別に選挙なんてしなくても良いのに」
なんて思ってます。(=^_^=) アベノミクス総選挙! ホントか?
【今月の目次】
●週刊誌から取材が♪ 〜老後破綻〜
●高額オークション(ナポレオンの帽子・マネの絵・ブルーダイヤ)
●青酸化合物不審死、次々と夫が…先物取引に失敗?!
●なぜリスク資産を持つのか? 投資のリスク・投資をしないリスク
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◆週刊誌から取材が♪ 〜老後破綻〜
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週刊文春に名前が載りました♪
「老後破綻で取材しているんですが」・・・と、とある記者さんからメールがやって
来たのが10月はじめのこと。
で、私、「実例をお探しなんでしょうが、破綻するのにお金払ってFPに相談する人
なんていませんよ〜。でも実例じゃない話、破綻回避や将来の予想の話ならどうぞ」
と答えていたのです。週刊文春のうちの二冊。
(2014年10/23号)『老後破綻』はこう防げ!(1)住宅ローン編
(2014年11/20号)『老後破綻』はこう防げ!(3)老々介護編
それぞれの中で20行ほどのコメントとして、名前入り!
住宅ローン破綻で言えば、破綻の原因は単純です、収入の問題か支出の問題か。
◆予期せぬ収入減に対応できなかった。(リストラとか、病気とか、再雇用条件とか)
◆予期せぬ支出増に 〃 (病気治療費に、教育費、奥さんの隠れた浪費とか)
どちらかです。両方一緒のときもあります。
計画が甘いと言うのは簡単なのですが、当人にとってはどれであっても予期せぬ問題!
本当に予期できなかったのか逆に甘かったのか、、、でも最近、甘い人が増えているよ
うな気がしてなりません。人間の生きる耐性が弱ってきている?
介護問題というのは、結局、昔の健康保険問題、すなわち、「社会的入院」の話に繋
がります。昔は、「病院に1年2年住んでます!」こういうのが多くありました。私の
亡くなった祖母もずいぶん前の話ですが、病院に3年近く暮らしていました。最後は点
滴だけで1年ほどベッドで寝たきりの生活。昔の医療費は、全額公費負担で、タダ。
つまり、病院が介護老人の受け皿だったのです。これなら、介護破綻が起こりません。
今の病院は大抵の方がご存じだと思いますが、入院しても3ヶ月とか6ヶ月で退院を
強要されます。病院経営が成り立たないから(新しい患者の方が保険点数が高いから)。
私の親父は「朝起きたら冷たくなっていた」パターン。ある意味、幸せな死に方です、
そう思うことにしています。(家族の方は準備も気持ちも大変ですが・・・)
私も、今年で50歳。そろそろこれからの自分の死に方・死生観を養わなければいけな
いかなぁ、と思っているところです。
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◆高額オークション(ナポレオンの帽子・マネの絵・ブルーダイヤ)
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毎年秋になると、オークションの話題が飛び込んできます。ここで言うオークション
は、「ヤフオクで中古ゲームソフト落札、2000円」とかとは桁が全然違う話。
2014/11/05: 75億円で落札! フランス印象派の画家、マネの絵
2014/11/16: 2.7億円で落札! ナポレオンの帽子(現存20ヶのうちの一つ)
2014/11/20: 38億円で落札! 9.75カラットのブルーダイヤ
こういうのを落札するような人って、どんな人なんでしょうね〜
ーーー
私「ルノアール、モネ、マネ、、、有名人3人のうち、マネが一番目立ってない
ような気がするんだけど」
母「マネって睡蓮の人じゃなかった?」
私「いやーよく知ってるねぇ。とても昭和一桁生まれとは思えない」
母「・・・なんで、あんたはいつも、ひと言多いの」
ーーー
私「ナポレオンの帽子って有名だけど、それ億だして買う?」
母「所詮、たかが、他人のかぶってた帽子でしょ。」
私「しかも、虫つかないように保存するだけでも大変。だって3億の帽子だよ」
ーーー
私「いつか、アントワープに行きたいなぁ」
母「それ、どこ?」
私「ベルギー、、、、花のカーペットで有名な国。」
母「で、アントワープって何?」
私「ダイヤモンド取引所があって見学できるらしい。世界中のダイヤモンド原石は、
ほとんど7割くらいがあそこを通って市場に出る。」
ところで、アントワープと聞くと、何を思い出しますか?
ダイヤモンドの街? ユダヤ人の多い街? フランダースの犬?
行った事がないので想像するしかありませんが、たぶん、大通りに面した立派なお店
の宝石商から、裏通りの雑居ビルみたいなところでやってる宝石商。そして付随する宝
飾関連の材料・加工・卸し、大手から零細企業まで・・・・いろんな人・いろんな職人、
町工場が渦めいている面白い街のはず。
フランダースの犬の、ネロとパトラッシュがミルクを売りに行ってた街がアントワー
プですね。そして、ネロが見たかった・死ぬ前日、最後に見た教会=ノートルダム聖母
大聖堂の絵が、ルーベンスの絵です。
バロック期・・・ルーベンスとか圧倒的な迫力のあるちょっとグロテスクな宗教画
写実主義・・・・ミレーやコローの風景を写真で切り取ったような自然な絵画
印象派・・・・・ルノアール・マネ・モネに代表される華のある優雅な絵画
日本で言うと、戦国時代から江戸時代。この頃に有名なのは、狩野派とかの屏風絵と
かふすま絵の時代。
ルーベンスの絵、日本にはあまりありませんが、ルーブル美術館に行くと「ルーベン
スの部屋」があります。でっかい絵が一杯あって圧倒されます。で、ルーブル美術館で
十分疲れたあと、もとい、モナリザとかの絵を楽しんだ後、歩いてセーヌ川を越えた向
こうにあるオルセー美術館に行くと、印象派の絵が一杯あって、ほっとしたりします。
もっとも私が行ったのは何十年も昔の話。しかも、ゆっくり鑑賞したというより、
駆け抜けたって感じ。、、、でももう一回行きたいなぁ。
(すみません、絵画とダイヤモンドをひっつけるために
ここまで 引っぱっちゃいました。m(_ _)m)
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◆青酸化合物不審死、次々と夫が…先物取引に失敗?!
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やっぱりこれは事件なんでしょうねぇ、犯人と疑われる人は全面否認しているようで
ありますが。・・・青酸化合物不審死事件。
こういう単語を聞くと、NaCN(シアン化ナトリウム)とかKCN(シアン化カリウム)
とかの化学式が頭に浮かぶのはやっぱり元理系エンジニアの頭だからでしょうか。
事件は、京都府向日市の67歳妻の周辺で、次々と再婚夫が死亡。6人死亡して、遺
産は8億とも10億とも言われてる、でも、先物取引やFX取引で今は借金生活、、、、
と、週刊誌やTVのワイドショーでは言ってました。
普通、8億ものお金あれば、それで金融商品に投資なんてしなくても、十分に悠々
に生きられるじゃん、なんて思いますよね〜。
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◆なぜリスク資産を持つのか? 投資のリスク・投資をしないリスク
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遺産=降ってわいた金! これで、ギャンブルする!
丁度いま年末ジャンボ宝くじの宣伝をやっています。
ボーナス全部を宝くじに! なんて言う人はまずいません。全部無くなったら困るか
ら。でも時として、ギャンブルに出ちゃう人が結構います。偶然大金を手にしたとき!
普通のサラリーマンが大金を手にするのは非常に限られています。それは、すなわち
退職金や遺産や満期金、などを手にしたときです。(偶然じゃないんですけどね)
これで、ギャンブルしちゃう人が多いんだなぁ・・・・株とか投資信託とか
例えば、退職金2000万円! で、とりあえず半分で投資信託!なんて多い多い。
桁が増えると、分からなくなる人多いのです。
でも
月の生活費20万円、一年では240万円。10年分で2400万円だなぁ。
60歳で退職して再雇用しないなら、65歳の年金満額まででも最低1200万円
予備費とかを考えると、リスクを取れるのは200万円が最大!
こんな風に考えておけば、ちょっとしたまとまったお金があったとしても、リスク資
産に振り向けられる金額は、グーッと少なくなります。
一方で最近、「投資をしないリスク=利子がインフレに追いつかない」がよく取り上
げられるようになってきました。物価上昇に追いつかない! じゃあどうする?
元本割れのリスク、インフレのリスク、どっちもリスクです。
では、そもそも自分はどれくらいリスクが取れるのか?
「なぜリスク資産を持つのか?」、これをしっかり考えないと、、、大変なことになり
ます。最低限確保したい生活費分は、リスク資産にしちゃいけません!
でも、これは逆のことも言えます。最低限を超えた分は、無かったことにして、投資
で増やす! 無くなることも覚悟の上で、リスクが取れるかどうか?
ま、FPの教科書的には、全資産にしめる投資割合は、「最大で(100−年齢)%」
つまり、 50歳で50%、60歳で40%、70歳で30%、なんて書いてあります。
(・・・・あまり根拠はありませんが、まぁ目安としては使えるかなという数字)
投資とギャンブルは全然違いますが、でもあらゆる投資にはギャンブル性がある面、
リスク面があることには間違いありません。
降ってわいた金、ある日手にした、まとまったお金。
このときに感覚がずれないように注意しましょう♪
特に真面目に家計運営していた人ほど、つまり「今日、100円安い、10円安い」を日常
生活にしていた人ほど、危ないかも知れません。
・・・そんな時には是非FPに相談を♪・・・・宣伝しちゃった(^^;)
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ここまでお読みくださりありがとうございます。
100万円を超えたら、100万円でも200万円でも「たくさんのお金」で感覚が鈍くなる人
が結構います。車買うのに知らぬ間に予算が2倍になっていたとか、住宅購入予算が
2倍になっていたとか。
私の場合、5万円くらいの買い物の時が一番悩みます、カタログ見たりネット調べたり。
お店に実物を見に行ったり。でも、20万円超えてくると次第に鈍くなってくるのが自分
で分かります。だからそんなときは、5万円×4回の楽しみより価値があるかどうか!
これが基準 ・・・で、大抵、安いものに落ち着きます。 ご参考に♪
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ライブリフッド・プランニング (竹本隆之)
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