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戴くための宣伝
用情報誌です。

 === ずーっと先を考える ===
    老後の生活をどうやって守るか



 リスクあるところに保険あり、なんて言われています。家なら火災保険、死亡保障なら生命保険、入院なら医療保険。
 老後の生活と言えば、まず第一に収入です。年金! もう十年前とは違います。定年退職時の失業給付も制限されましたし、段階的引き上げのせいでキャッシュは少なくなりました。そして一番大きいのは、税金・健康保険の負担が増えていることです。 


●投資の勉強より、税金の勉強の方が得

 「貯蓄から投資へ」なんて宣伝してますが、投資で十万儲けるのと、税金や社会保険のしくみ知って出費を十万抑えるのとでは手取りの点では同じです。

 じゃあ何から始めるか。

 まずは確定申告。次に控除を最大限に使うこと。住民税が何倍にもなった、なんていう人のニュースがありましたが、これは、非課税所得を超え、課税所得になったから。こういう方は控除を最大限利用して課税所得を抑えてれば、税金が安くなります。税金のことを知らない人、是非、勉強してください。大丈夫、大抵の人はわかっていませんから。
 非課税世帯になると、大抵の自治体は課税世帯か非課税世帯かで、健康保険料や介護保険の負担が大きく違いますし、高額療養費の基準も全然違ってきます。
 医療費控除と扶養控除がポイントです。一つ屋根の下に3世代が住んでいるような場合、大抵は、収入があるのは、年金生活の旦那さんと息子の二人。残り四人の家族を誰に扶養してもらうか。誰が医療費を払うのか。国保保険料を払うのか。
 
二十万余分に払って非課税世帯になって、七十万の出費を抑えたプランを作ったことがあります。


税金のかかり方は
 
   
( 収入ー控除 )
 
 
→ 控除を最大限に使う!

●孫の世話

  共働き世帯が増えているので、孫の世話をするという方が増えています。これはいいことだと思うのですが、子供も大きくなると動き回るし、体力的に持たない。育児方法も昔とは全然違う。
 子供の方も、親はいつまでも元気でいるなんて思っているわけですね。
 私は、日常生活の中に孫が入ってくる生活はお奨めしません。例え、母子家庭とか離婚して子供を連れ帰ってきたからなんていう場合であっても、世話はしない方がいいと思う。子供が熱出した、とかの緊急時くらいにして、「なんかあった時は行ってあげるから」
くらいが良いんじゃないかと思いますよ。
 孫の世話はほどほどにして、自分の生活を楽しむことを優先した方が生活のゆとりが出来るんじゃないでしょうか。

●老親の世話

 「老老介護」、この言葉が出来て久しいですが、やはり多くの方が介護に苦労されています。
 介護四・五なんかになると、多大な出費があります。介護保険って九割は保険から出るので、食事を作って欲しいと思ってもそれは本人分だけ。洗濯とかもそう。保険が効かなければ自分でヘルパーを雇うしかないです。
 最近はハローワークでも個人で雇いたいという求職情報が数多く出ています。


●子供への金銭

   子供が何人かいると、「家の頭金を出して貰った」とかなんとか兄弟間でもめることが非常に多いです。親は長男と次男で違うとか、息子と娘で違うという考えなのに子供の方は平等という考えでいると食い違いが出てきます。
 そして、これは相続の時にもめることが多いです。これまでの不満が一気に爆発したりする。
 私は遺言書でどんな考えだったのか遺すというのがベストだと思います。遺言書まで正式な物でなくても何か書いて遺しておくというのはとても良いことだとお奨めしています。遺産だけでなく、これまでに渡した財産とか。
 弟の家の頭金援助にいくら出したかなんて兄は知らないわけですから、そりゃもう疑心暗鬼、骨肉の争いになりかねません。
 不動産は長男が全部貰って、弟は百万だけ。こんなときにもめたりします。そして、それに事前に気づいた弟が生前中になんだかんだとたかってくる、こんな構図をよく見かけます。
 逆の誤解もよくあります。娘の方に「お前は嫁いだ身だから関係ない」。今の法律は子供同士では血の濃さで平等なんです。
 お金の話って泥臭くなることが多いので、私は、いかにすんなり事を進めるかってのを重要視しています。

●世帯で考える。夫婦それぞれの年金は?


     10万円損しない、100万円得をする。

10年先のみんなの年齢は?
     ライフプランが気になった方は
ご相談ください。


●悪徳商法

   いたちごっこのように現れては消え、現れては消えしています。最近は、買ってくれる人リストが出回り、一度はまると、次々押しかけてくる事態になる人も多いと聞いています。いろんな消費者を保護をする法律も出来ていますが、どうもすぐに抜け道を考える人がいるみたい。
 対策は一人で悩まないこと。家族に知られるのが嫌、なんて思っていてどんどん深みにはまる場合がある。
 もう一つは、判断能力が鈍ってきた場合。痴呆が進むと自分でも訳分からなくなります。こちらは後見人をたてて契約そのものを無効にしてしまう最終手段。ただ、お金を盗られたらいくら裁判で勝つといってもそれを取り返すのはとても困難になる、ということは言えます。
 

●インフレリスク
     金利が上がって喜ぶな

 金利が上がって喜んでいいのでしょうか?


 (金利上昇)<(物価上昇)
 なら


預貯金は目減りする!

 金利が上がるというのと物価の上昇これが要注意です。喜んで良いのは物価上昇よりも金利が上回った時だけ。物価上昇と金利の差。これがメリット分です。

 今金利は上昇傾向にあります。物価も同様。物価がどんどん上がれば預貯金は目減りしていく。インフレリスクです。よく、投資はリスクがあると言いますが、要は投資のリスクを取るかインフレリスクを取るか、ということ。
 といっても、いきなり投資リスクをとりなさい、なんて言うつもりは全くありません。ただ預貯金にもリスクがあるということは認識しておく必要があります。
 その上で、債権(国債とか海外債券)とか株式とか投資信託とかのリスクを考えて自分に合う運用を考えなければ行けません。

●運用 する?しない?

  十分な老後資金があるのなら、あえて運用する必要はないでしょう。でも、ほとんどの方はどれだけの資金が必要かがわかりません。つまりライフプランが見えていないということです。 私はこれを商売にしていますが、こんなもの作ろうと思えば自分で作れます。

 ・生活に必要な費用、
 ・自分が今楽しむための費用、
 ・それと今後の大きな出費。

これに加えて、最初に書いた、
 
 ・将来の世帯変化・生活変化、

 余裕資金がある人は、運用なんてして、
    
値上がり値下がりで一喜一憂するのは人生の無駄  だと思いますよ。

 (私はインフレリスクに耐えられるだけの余裕資金がないですし、職業上、株式も債券も
  投資信託も一杯やってますけど。)


     損をしない資金計画作り
     ご相談はライブリフッドプランニングまで